氷水ではなくてお米を。インドで広まりつつある「ライスバケツチャレンジ」とは?
氷水をかぶるか100ドルを寄付するか。
世界中で拡散し続けている「アイスバケツチャレンジ」ですが、インドではこのアイデアを発展させてインドならではのチャリティーとして拡散し始めています。
その名も「ライスバケツチャレンジ」。
アイスじゃなくてライス、お米、ご飯です。
#RiceBucketChallenge
このキャンペーンを発案したのはハイデラバードのジャーナリスト、Manju Latha Kalanidhiさん。
近所に住む貧しい人たちを手助けするため「アイス」じゃなくて「ライス」を利用しようという試みです。
参加ルールは以下の通り。
- 台所からお米の入ったボウルを持ってくる。
- そのお米を近所の貧しい人のところに行って手渡す。
- 写真を撮ってフェイスブックにアップする。「#RiceBucketChallenge」というハッシュタグをつけること。
- 友達をタグ付けし、チャレンジするか尋ねる。
※Facebookに投稿して友人たちを触発し行動を起こさせることが大事です。小さな滴もやがて海になるのです!
この試みはすぐに人気を博し、8/24に作成されたFBページは1日で4,000以上ものイイネを獲得し、さらにその数を増やしています。
実際にライスバケツチャレンジを行った参加者による写真も次々と投稿されています。
「バケツ」にこだわる必要はありません。
金銭的な援助を行う人も出て来ました。
アイデアの元となったアイスバケツチャレンジは、「水がもったいない。水不足で苦しむ人もいるのに」「うわべだけのチャリティでは?」「特定の団体だけ支援するのに違和感」などなど批判的な意見も目立つ一方、このライスバケツチャレンジは、何かを無駄にすることなく、近所の知っている人を直接手助けできるチャリティ。
思いやりと優しさが伝わっていく、SNSを使った新たなムーブメントとして注目されています。
参照元:“The Rice Bucket Challenge” Is India’s Brilliant Alternative To The Ice Bucket Challenge
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