同じ口座を使い続けて98年。100歳のおばあちゃん誕生日を銀行で祝う
アメリカ・オハイオ州のジューン・グレッグ(June Gregg)さんは先日100歳の誕生日を迎えました。誕生日のお祝いパーティーを開いた場所は、なぜか銀行。
彼女は第一次世界大戦が始まる前の1913年、まだ1歳半だった時に父親に開設してもらった銀行口座を現在も継続して使っているとのことです。
ハンティントン国立銀行チリコシー支店の支店長さんによると、「調査では1980年代に一度だけ口座番号が変わった形跡がありますが、口座自体は同じものだと分かりました。」とのこと。
グレッグさんは口座を開設した時に取得した青い小さな通帳を今でも持っています。
そして最初にデポジットとして6.11ドルを預けた記録も残されています。
農場で働いていた彼女の父親は借金もせず、とても倹約家だったと言います。
そのため自分の娘に貯金の大切さについてを学ばせたいという思いがありました。
彼女はその貯蓄口座があったためにこれまで不自由の無い快適な人生を送ることができ、感謝しているとのことです。
結婚もせず子供もいなかったグレッグさんですが、父親の作ってくれた「貯金箱」を大切に守り続けたグレッグさんにとってはそれで十分幸せな人生だったのかもしれません。
98歳の銀行口座を持つ100歳のおばあちゃん
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