街並みが美しい日本統治下の台湾。当時と現在の様子を見比べた写真27枚

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1895年(明治28年)から1945年(昭和20年)まで日本に統治されたいた台湾。当時日本の建築技術をもって台湾各地に建てられた建物は優雅な佇まいの洋風建築が多く、センスの良さが感じられます。
現在、それらの建物はほとんど見る影なく近代風の街並みに変貌しました。

日本統治下の台湾に建てられた建物や街並みを絶賛し、現在の台湾の様子を憂いながら比較画像を掲載しているFacebookユーザーがおり、それぞれの写真で「当時は美しかったなー」とか「今はダサダサだ・・・」など、コメントが寄せられています。

そのうちのいくつかをご紹介します。

  • 01 台北市榮町通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    右のお店は、宇治茶の老舗、京都「祇園辻利」の前身となる店舗です。現在はスターバックス。

  • 02 台北市榮町通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    台北市の中心地にあるストリート「衝陽路」。

  • 03 台北市京町通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    1935年当時、博覧会が開催されていた台北市の様子。

  • 04 台北市本町通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    右手前の建物の下部分は当時のままですね。

  • 05 驛前通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    写真上の左、木に隠れている建物は三井物産台北支店の社屋だそうです。

  • 06 台湾京都大正町通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    現在の台北の主要道路「中山路」は大正通と呼ばれていました。

  • 07 台南市大正通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    台南市の中山路の様子。当時は街路樹が生い茂る散歩道だったのも今では交通量の多い主要幹線道路となっています。

  • 08 台南市銀座通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    当時は銀座と呼ばれていた繁華街でした。

  • 09 府城白金町通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    ストライプ模様の美しい建物は1909年に完成した台南郵便局。1973年に中国当局により取り壊されました。

  • 10 衡陽路

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    台北市の衡陽路というストリート沿いの建物。

  • 11 (場所不明)

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    時計台のあった美しい建物も今は見る影もなく雑多なビルが立ち並んでいます。

  • 12 (場所不明)

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    無駄のない落ち着いた佇まいだった当時。今ではゴチャゴチャうるさいかんじですね。

  • 13 榮町通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    当時栄町通りと呼ばれていたストリート。1の撮影場所から少し引いた写真ですね。

  • 14 (場所不明)

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    左側手前の建物は当時の面影を残していますね。

  • 15 新高堂書店

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    右の建物は当時台湾で一番大きな書店だった「新高堂書店」。現在は出版社の建物だそうです。

  • 16 屏東駅舎

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    台湾南部、屏東市の屏東駅舎。

  • 17 台北榮町通

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    当時の台北栄町通りと呼ばれていた場所。

  • 18 (場所不明)

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    街路にヤシの木が茂る南国風の街並みも今は・・・。

  • 19 (場所不明)

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    18の写真を別角度から。奥の建物は当時のままのようです。

  • 20 嘉義

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    台湾中南部の嘉義にあった郵便局とホテルの外観。今はなんだかイケてない看板だらけ。

  • 21 基隆

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    名建築と絶賛された台湾北部、基隆の郵便局。1912年に建築され1970年に取り壊し。現在の郵便局は普通のビルですね。

  • 22 基隆駅

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    基隆駅の駅舎。

  • 23 基隆駅

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    90年前の基隆駅と90年後の様子。

  • 24 屏東駅

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    台湾南部、屏東市の屏東駅舎。16の写真を別角度から。

  • 25 花蓮港郵便局

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    1899年に建てられた台湾東岸部の花蓮港郵便局。1972年に取り壊されたそうです。

  • 26 板橋駅

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    和風建築の外観を持つ板橋駅(当時)。現在の台湾新北市府中駅。

  • 27 玉珍齋

    日本当時時代の台湾と現在
    via:@Yau Beng-Ui
    台湾で有名なお菓子屋さん「玉珍齋」。建物はそのままですが、当時は明治製菓が入っていたようです。

こうして比較してみるとやっぱり当時は無駄な装飾やうるさい看板も少なく、落ち着いてすっきりした雰囲気でした。
現在の日本もそうですが、いつからこうなってしまったんだろう・・・。

参照元:
小Mic報報 “今昔大對比!台灣日治時期街景對照"

 

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