アメフトチームが癌患者の少年へ送ったメッセージが多くの人の心を動かす
「我々は君を支えるためにここにいる。」
屈強な体つきのアメフトチームメンバーが残した力強いメッセージは、ある一人の少年へ向けたものでした。
昨年(2013年)の4月、当時7歳のジャック・ホフマン君がネブラスカ・コーンハスカーズのメンバーとしてアメフトの試合に特別出場し、見事なタッチダウンを決めました。
実はジャック君は幼くして脳腫瘍を抱えた癌患者だったのです。
チームのコーチであるボー・ペリーニ(Bo Pelini)さんと選手たちは、彼を元気づけるためにこのエキシビジョンを行ったのでした。
Seven-Year-Old Jack Hoffman Runs For Touchdown
全米で多くの人の心を動かしたこのエキシビジョンの後、ジャック君の容体は良くなりかけていました。
ところが今月(2014年8月)上旬、8歳となったジャック君の脳腫瘍はここ数カ月で再び大きくなっていることが分かりました。
この事実を受け、ペリーニさんは「TeamJack」を立ち上げ、引き続き彼を支援していく決意を固めるのでした。
そしてジャック君へ送るメッセージとしてビデオを作りました。
#TeamJack
ペリーニさんはTwitterで「チーム全体で君のことを考えている」とつぶやき、映像を拡散、多くの人がTeamJackへ賛同する結果となっています。
@TeamJack The whole team is thinking of you buddy. #TeamJack
http://t.co/t1GnNEATZC
— Bo Pelini (@BoPelini) 2014, 8月 20
ジャック君の癌との戦いは続いています。
ネブラスカ・コーンハスカーズのチームメイトたち、そしてメッセージビデオを見たたくさんの人たちの思いが、奇跡を起こすきっかけになればと願うばかりです。
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