放浪ニャンコ720kmの旅。ロンドンで行方不明になった猫がスコットランドで見つかる

グッとくる

ロンドン南部ブロックリー在住のキャンベルさん一家に飼われていた9歳のオス猫、パブロ君。彼は日頃から放浪癖があり、ついに失踪してしまいました。
飼い主は死んでしまったものと諦めていたところ、なんと1年後にロンドンから北に720kmほど離れたスコットランドのファイフで発見されました。
驚きの放浪ニャンコさんですが、その移動方法については全く分からないそうです。

1年後に720km離れた場所で保護された飼い猫

3年ほど前に飼い主のキャンベルさん一家に新しい赤ちゃんが生まれ、その頃からパブロの失踪が頻繁になったそうです。
そしてついに1年前、完全に姿を消し、いくら捜索しても見つからなくなってしまいました。
飼い主さん一家は彼が死んでしまったものと諦め、1年が経過しました。

行方不明になって約1年。先週の土曜日のことです。
イギリス北部スコットランドのファイフで獣医をしている男性から電話があり、パブロを保護していると連絡を受けました。
「パブロが生きていただなんて!」と飼い主さんは耳を疑ったそうです。

猫が移動した距離

獣医の話によると、彼はロサイス(ファイフ南部の町)のTSB銀行の支店に現れ、待合室の椅子の上で横になっているところを銀行スタッフが保護し、その後、動物保護団体が彼を引き取ったということです。

担当した獣医が猫の体内に埋め込まれていたマイクロチップをスキャンして所有者を確認したところ、住所や電話番号がロンドンのものだと分かりビックリしたそうです。
しかし当初は飼い主がこの近くに引っ越しでもして猫が逃げ出したのだろうと思っていたそうです。

1年後に720km離れた場所で保護された飼い猫

ところが電話で実際に飼い主と話をして、猫が本当にロンドンから自分で移動して来たと知り、二度ビックリ。

一体どうやって700km以上も離れた場所までたどり着いたのかは、当のパブロ君以外誰も分かりません。おそらくバンやトラックの荷台とかに乗って旅をして来たのだと考えられています。

現在保護団体のスタッフは彼をロンドンに戻すためフライトの手配をしているそうです。
しかし無事に元の住処に戻ったところで彼の放浪癖が治るとも限らず、飼い主さんの心配はしばらく続きそうです。

1年後に720km離れた場所で保護された飼い猫

参照元:Mail Online “Mystery as cat is set to be reunited with its owner a year after he went missing… and was later found in a bank 450 miles away"

 

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