マイペースぶりは変わらない。100年前の戦場にいた猫たちの写真17枚
第一次世界大戦が勃発した年から今年(2014年)でちょうど100年。
世界中が戦争モードだったあの頃、マイペースな彼らはどこでどうしてたのでしょうか。
当時の様子を知る写真の中にひょっこり写っていた猫たちの姿をご覧ください。
1.オーストラリア海軍の船に乗っていた猫
Wikipedia
2.フランス、カンブランの戦場で砲手にモフられる猫 1918年2月6日
IWM
3.イギリスの戦艦、ドレッドノートのマスコット猫だった「Togo」
IWM
4.「スパーク・プラグ」と名付けられたマスコット猫
Library of Congress
5.イギリス海軍の護衛空母、ヴィンデックスのマスコット猫「ピンチャー」
Wikipedia
6.イギリス海軍航空母艦、クイーン・エリザベスの15インチ大砲の上を歩く猫 1915年、ガリポリ(現トルコ領)の戦い
Bibliotheque nationale de France
7.カナダ人兵士の猫「Tabby」 1914年9月27日 英ソールズベリーの平原
IWM
8.スコットランドの第9大隊、ゴードン・ハイランダーズ第15連隊に所属する兵士とペットの猫「Martinpuich」 1916年8月25日
IWM
9.アメリカ戦艦の4インチ口径砲台で遊ぶ2匹の猫
US Naval Institute
10.塹壕の中で生まれた子猫「Pitouchi」
SOLDIERS IN FUR AND FEATHERS978-1-57779-154-6
この子猫の親猫が殺されてしまったので、ベルギー軍のLekeux中尉が世話していたそうです。
ある時、中尉がドイツ兵に殺されそうになったところ、この子猫が飛び出してドイツ兵の気をそらし、中尉の命を救ったという逸話があります。
11.フランス北部ル・カトー・カンブレシの戦場にいた猫を手なずける2人の兵士
Pictorial Record of the 27th Division
12.オーストラリア海軍駆逐艦HMASスワンの甲板でのんびりするマスコット猫「Ching」の足をプラプラさせる船員
Australian War Memorial
13.オーストラリア戦艦の甲板で2匹の猫を抱える船員 1917年、メルボルン
Australian War Memorial
14.土嚢バリケードの出入り口で兵士に抱きかかえられようとしている猫 1915年、ガリポリの戦いにて
Australian War Memorial
15.雪の上で猫と遊ぶイギリス兵士
Illustrated War News , Vol.7, London, 1918
16.野営地で猫とともに肖像写真を撮る兵士たち 1915年8月12日
Australian War Memorial
17.子猫を抱えた兵士のスタジオ肖像写真 1915年、メルボルン
Australian War Memorial
大砲の中だろうがプロペラの上だろうが、危険な戦場のど真ん中だろうが、マイペースで我が道を行く猫の姿は今と変わりがありません。
「猫のやることなすこと100年前も同じだね。」
と笑う人間に対して
「まだドンパチやってるね。人間のやってることは100年前とたいして変わらないニャー」
と猫たちも思ってるかもしれませんね。
参照元:These Are the Brave and Fluffy Cats Who Served in World War I
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