動物レスキュー団体「Hope of Paws」に保護された犬たちのビフォー・アフター
ロサンゼルスを拠点に動物レスキュー活動を行う「HOPE OF PAWS」は、捨て犬や、その他すべての動物の救助を目的としている非営利団体です。
スタッフが運営するYouTubeチャンネルには、これまでに保護して来た犬たちの様子が克明に記録されています。
- 飼い主に捨てられ行き場を失った犬
- 虐待にあいトラウマを抱えた犬
- ケガを負って動けなくなってしまった犬
どんな犬でも分け隔てなく救いの手を差し伸べます。
そしてボロボロだった犬は例外なく元気と優しさを取り戻します。
その違いは、保護される前と保護されて回復した後の状態をみれば明らかです。
見放された犬たちがどのように元気を取り戻したのか、その過程をいくつかご覧ください。
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1.ゴミと一緒に置き去りにされていた盲目の犬
BEFORE
廃墟わきのごみ置き場に捨てられて震えていたところを保護。
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今まで見たことがないほどひどくノミに寄生されていました。
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獣医によると両目がほぼ失明状態だったそうですが、片目だけ回復の兆しがあるとのこと。
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AFTER
すっかり回復して里親も見つかり元気に暮らしているそうです。
2.虐待にあっていたピットブル「Cadence」
BEFORE
虐待を受け続け生気がない状態のところを保護。
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目の手術を行い、2週間後に縫い針がとれました。
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AFTER
回復して、子供にやさしい元気な犬に生まれま変わりました。
3.捨て犬「Holly」
BEFORE
怯えきった様子で近づくと噛みついてきます。
長い時間をかけて徐々に慣れさせ、ようやく保護。
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AFTER
見違えるほど元気に回復!もともととても人懐こい性格だったようです。
4.線路わきに捨てられていた「Nora」
BEFORE
真っ暗で危険な場所にいたところを保護。
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連れ帰ってキレイにしてあげると安心したのかベッドでぐっすり。
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AFTER
やさしい顔つきのワンちゃんです。
5.ゴミ捨て場に捨てられていた「Miley」
BEFORE
ゴミ捨て場に置き去りにされ、皮膚もただれてボロボロの状態でした。
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傷を癒すために相当の時間が必要でした。
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AFTER
傷も癒え、元気を取り戻しました。別で保護された子犬のFrankieと仲良しに。
6.下水道に捨てられていた「Frankie」
BEFORE
真っ暗で汚い下水道の中にいたところを保護。威嚇して噛みつこうとするところを徐々になだめていきました。
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AFTER
今では白犬Mileyとすっかり仲良し!
7.捨て犬「Savannah」
BEFORE
雑草にまぎれてひっそりとたたずんでいました。片目はつぶれて足にケガを負っていました。
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目と耳に大きな腫瘍ができており、摘出しなければなりませんでした。
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AFTER
片目は失ってしまったけど元々丈夫な犬。今ではすっかり元気に!
8.飼い主に先立たれ、空き家に取り残されていた「Woody」
BEFORE
飼い主が亡くなり、家族が家を売り払い、後に取り残された犬。軒下に隠れるようにうずくまっていたところを保護。
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AFTER
もともとはこんなイケメンさんだったんですね。元気になって良かった!
9.空き地に捨てられていた「Einstein」
BEFORE
広い空地で逃げ道もたくさんあるので、保護するのにサッカーネットを使うなどして手間取りました。
保護された後、安心したのかすぐに懐き始めました。
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たくさんのトゲが皮膚に刺さっていたので全て抜いてあげました。
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AFTER
新しい里親も見つかり、毛並みもキレイになってすっかり元気です。
10.線路わきに捨てられていた「Finn」
BEFORE
轟音と砂埃が舞う線路わきに長い間いたことで大きなトラウマを抱えていたようです。
保護された後、安心したのか眠りに落ちてしまいます。
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↓
AFTER
トラウマを跳ねのけ、今ではピョンピョン跳ねまわる元気な犬に大変身!
「Hope of Paws」の救済活動、そして回復した犬たちが見せる可愛らしさと優しさ。
そこに作用しているのは「無償の愛」というやつなのかもしれませんね。
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