まるで生き物のように飛び跳ねる車たち。ローライダーの世界
いかつい形と大きなボディーで迫力のあるアメ車。
中でも、車高を地面に付くほど下げて油圧式の車高調整システムを搭載した車はローライダーと呼ばれ、アメリカ国内でも多くの愛好家がいます。
油圧式のサスペンションを急速に上下させることで「ホッピング」という車体を飛び跳ねさせる動作が可能になります。
アメリカではローライダーのホッピング大会が良く行われていて、まるで生き物のようにピョンピョン飛び跳ねる車たちの様子を見ることができます。
ドライバーは車外でコントローラーを操縦し、車をホッピングさせてます。さすがに乗ったままだと危険なんでしょうね。
その様子を幾つかをご紹介します。
Lowrider – Black Magic Dance 1 Angle 1
動きが激しすぎてタイヤが取れちゃったりオイルが漏れちゃったりしてますね。
lowriders
強烈なサスペンションで車体がひっくり返っちゃいます。4輪同時に使うとすごいジャンプ力です。
lowrider extreme
これもかなり激しい動作で、屋根が壊れるほどです。
Monte on the bumper
前輪を使ったホッピング高さ測定。
StreetFame Gas Hop
どうでもいいですが、こんな車が前から走って来たら気味悪いですね。
jeep gas hopping
子供のおもちゃもホッピング!
Crazy Lowrider Beetle
ビートルもこの通り!
Cool car door dancing
こうなるともう何がしたいのか分からないです。
'Trabantimino’
この意味を問いたいです。
ローライダーはもともとアメリカのメキシコ系移民が始めたもので、お金が無くいけど中古車を新車同様かっこよく見せたいがために車をカスタマイズしたのが発祥だといわれています。
これにどこかの変わり者がハイドロリクス(油圧サスペンション)を取り入れ、今のホッピングが流行るようになったということです。
豪快に車が飛び跳ねたり地面にこすれたり横転したりするのはアメリカらしいところですが、普段大事に車を乗る人にとってはちょっと胸が痛みますね~
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