第一次世界大戦当時のイギリス各地の写真を現代の景色と合成させた画像15枚
今年2014年は第一次世界大戦が勃発してからちょうど100年目。
歴史深いイギリス各地の町や村も当時は戦争ムード一色となっていました。
その後第二次大戦も経て、時が経過した現在。この場所で100年前にどんなことが起こっていたのか、なかなか想像し難いものがあります。
しかし、かつて同じ場所で撮影された古い写真を現代の景色と重ね合わせることでイメージが浮かび、ちょっとしたタイムスリップ感とともに当時の情景を味わうことができます。
イギリスの新聞社、デイリー・メールに掲載された100年前と現在の写真の合成画像、題して「第一次世界大戦の幽霊」を説明とともにご紹介します。
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1914年、ケント州ロイヤルタンブリッジウェルズから出兵するリバプール・スコットランド連隊。手前には現在の道路標識が見えます。
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1918年11月9日。ロンドンにてセルビア人兵士たちの行進。現在は王立法廷になっています。
3
イースト・サセックス州のグレート・ディスク・スター大ホールは、当時兵士たちの療養施設として使用されていました。
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1917年、ロンドン市長主催のパレードで行進する巡航戦車。現在はイングランド銀行。
5
当時のイギリス国王、ジョージ5世がブリストルの軍隊を視察している様子。現在はブリストル・テンプル・ミーズ駅となっている場所にて。
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1917年、ボーンマスのビーチにて。フランダースの戦いで負傷し、静養中のインド人兵士たち。当時と現在の海水浴客の姿も見られます。
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1915年イギリス軍として戦いに参加して負傷したインド人兵士たちがブライトンの軍病院で療養している様子。現在はロイヤル・パビリオンとして観光の名所になっています。
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現代でも観兵式などイギリス王室の主要儀式が行われるホース・ガーズ・パレードで軍用機の点検を行う兵士たち。
現在の観光名所となっているロンドンアイ(テムズ川沿いの大観覧車)が奥に見えます。
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1917年、ロンドンのオーストラリア銀行の外に出て来たオーストラリア人兵士たち。
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1918年5月、負傷した兵士と士官候補生たち。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール前にて。
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1916年、ウッドストックのブレナム宮殿広場にて、負傷した兵士たちがリハビリのためフットボールに興じる姿。
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1918年、ロンドンのスローン・ストリートを行進する米軍兵士たち。
現在では高級品を扱う店舗や百貨店が軒を連ねるナイツ・ブリッジという地区へと通じるストリートとして有名です。
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1917年、ウェスト・サセックス州にて。イギリス南部のランシング大学にて撮影された兵士たちの姿。現在の職員さんも左に見えます。
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1916年4月、イギリスの東岸、ローストフトの街がドイツ軍によって攻撃された後の被害状況。当時は写真屋さんだったようです。
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1914年、エセックス州サウスエンド桟橋に向かう途中のドイツ人捕虜たち。警備隊に付き添われる様子を地元の人々が見ています。
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