「与えること」は最良のコミュニケーション。泣けるタイのCM映像
タイの携帯電話「True Move H」のテレビコマーシャルが感動すると話題になっています。
3分ほどのコマーシャルですが、映画のような美しい映像と心にしみるストーリーが見る人に感動を与えています。
ラストは涙なくしては見られません。
「Giving」与えること と題された物語。
舞台は30年前のタイのどこかの街角。
商品を盗んで店のおばさんに叱られている少年を、近くの食堂のおじさんが助けてくれる場面から始まります。
盗んだものは痛み止めの薬。
「お母さんにあげるんだ・・・」と言い訳をする少年。
おじさんはその様子を見とがめ盗んだ商品を買い上げ、さらにスープを娘に持って来させ、それらを包んで少年に渡そうとします。
少年は黙ってそれを受け取り走り去っていきます。
それから30年後。
相変わらず街の食堂を営んでいるおじさん。
貧しい人が現れては施しを与え、心の優しさは昔と変わりません。
しかし次の瞬間、持病のためか気を失ってしまい、頭を強くぶつけてしまいます。
おじさんはそのまま入院。
看病をする娘には多額の治療費が書かれた請求書が渡されます。
途方に暮れる娘。
心やさしい父がいなくなった食堂の調理場を見つめ、涙にくれます。
病院の先生に相談し、ついには店も売りに出すことに。
ところが、奇跡のようなことが起きました。
看病に疲れて父親のベッドの脇で眠っていた娘が目を覚ますと、修正された治療費の請求書が置かれていました。
そこにはこんな風に書かれてあります。
「治療費はゼロです。30年前に既に支払い済みでした。お代は痛み止めの薬とスープです。」
娘はそれを見た瞬間、30年前のあの出来事を思い出すのでした。
そして気付きました。担当する医師が、まさに父親があの時助けた少年だったということを。
「与えること」は最良のコミュニケーション。
そう締めくくられる感動のショートフィルム。
ハンカチを用意してご覧ください。
ทรูมูฟ เอช " การให้ คือการสื่อสารที่ดีที่สุด " Giving
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