おなかに分身を抱えて生まれてきたインドの赤ちゃん→無事除去することに成功(閲覧注意)
インドのジャイプールでおなかの部分に分身が寄生する形で生まれてしまった女の子の赤ちゃん。100万人に一人と言われる寄生双生児と言われる現象で、おなかから頭が飛び出している状態です。
このままだと女の子の命が危なくなる、ということで外科手術の結果、無事に寄生部分を取り除くことができたようです。
母親は21歳の女性。
陣痛が起き病院で超音波検査をしたところ、双子であることが判明。しかしこの時は寄生双生児だとは知らされていなかったと言います。
この非常に稀な症状は、受胎時に胚の分離が遅れるのが原因。身ごもった胚がもう一つの胚を支配するような形で発達してしまい、一方が健全な状態で、もう一方は寄生して不完全な状態を維持したまま生まれてしまう現象です。
今回のケースでは、寄生している方は目や耳、そして手などが部分的に未発達な状態となっていました。
寄生している方が健全な方の血流を阻害し、必要な栄養が十分に供給されない状況が続き、健全な方の赤ちゃんの命も危ぶまれていました。
しかし産婦人科の担当医師は生まれてくる赤ん坊と母親の両方ともに命を救うことを保証。
そして2017年4月26日、帝王切開と4時間にもわたる分離手術は無事に成功しました。
病院側はこれらの手術にかかった費用を家族に請求することなく
赤ちゃんは回復を遂げ、母乳も与えられ、無事に退院できる見通しです。
ブラックジャックで似たような話があったような気がしますが、実際にこういう事例はごく稀に起きるようです。
関連した動画がアップされていますが、閲覧ご注意ください。
Indian baby is born with an additional HEAD attached to its stomach – but it has no eyes or ears
動画はこちら(Youtube)
参照元:Mail Online “Indian baby is born with an additional HEAD attached to its stomach"
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