ヒゲがツララになっとるやないか!極寒の湖で波乗りするクレージーなサーファー野郎
アメリカ五大湖の1つ、スペリオル湖で、寒さ厳しい真冬にサーフィンをするクレイジーな人たちがいます。
顔面やウェットスーツが凍ってしまい、ヒゲがツララになるほどの無茶苦茶な寒さの中での波乗り。
こんな痛々しい姿になっても厳冬サーフィンがやめられない理由がありました。
夏の穏やかな湖に比べて、この地域では真冬に嵐が吹きすさび、湖面に波が立ちます。
とりわけ1月~3月の間は波が3m以上にもなることがあり、サーファーにとっては見逃せないポイントなのです。
五大湖のうちスペリオル湖が一番深く、夏の間の暖かい水が影響して冬でも比較的水温が高いのも理由の一つ。
他の湖が凍結しても、スペリオル湖だけは最後まで凍らないみたいです。
水温は約2℃。
確かに寒いは寒いですが、外気温がマイナス24℃だということを考えると、水の中は全然暖かいということになりますね。
彼らは通常より厚手のウェットスーツを着込み、凍傷予防のため顔面に大量のワセリンを塗るそうです。
また、海でのサーフィンと違い淡水では浮力も異なるため、通常より薄くて幅の広いサーフボードを使います。
湖での淡水サーフィンは海とは違った楽しさがあるのだとか。
厳冬サーファーの一人は
「まったくクレイジーだよね。こんな厳しい寒さのなかでサーフィンやるなんて死ぬ気かと思われるのも無理ない。だけどこの湖でサーフィンするために生きるのが俺たちの情熱なんだよ。」
と熱く語っています。
寒いかどうかは問題じゃない。
問題なのは波があるかないかだ。
そんなサーファー魂を究極に感じてしまいます。
Super Frozen – Lake Superior Surf Short using GoPro HD #superfrozen by Ryan Patin
参照元:ODITY CENTRAL “Surfing the Freezing Waters of Lake Superior in the Dead of Winter"
最新情報をお届けします
Twitter でせかいろをフォローしよう!
Follow @sekairocom