ヤマアラシの針攻撃がどんなにおそろしいか身をもって教えてくれた犬
全身を針に包まれた動物、ヤマアラシ。近付こうものなら無数の針を相手に突き刺して我が身を守ると言われています。
そんな恐ろしい動物だとは知らずにうっかり接触してしまった一匹の犬がいました。
アメリカ・オクラホマ州に住む3歳のブルドッグ、ベラちゃん。
彼女が、ヤマアラシと身を絡ませるとどんなことになるか、身をもって教えてくれました。
針攻撃に見舞われた様子は写真をご覧になれば分かる通り、悲惨そのものです。
彼女の顔面に約500本ほどのヤマアラシの針が突き刺さってしまってしまいました。
飼い主はすぐに動物病院に連れて行き、緊急手術が行われました。
「こんなひどい状態は見たことがない」という獣医。一本一本針を引き抜いていきます。
口の中、さらに舌にまで針が刺さっているので、下唇を引き伸ばしながら慎重に針を抜いていきます。
不幸中の幸いか、目には針が刺さっていなかったため失明は免れました。
そして無事全ての針が除去された後、彼女は順調に回復しているとのことです。
良かったね!ベラちゃん。
ヤマアラシって近づくと本当に危険な動物みたいです。
通常、針をもつ哺乳類は外敵から身を守るために針を用いるが、ヤマアラシは、むしろ積極的に外敵に攻撃をしかける攻撃的な性質をもつ。肉食獣などに出会うと、尾を振り、後ろ足を踏み鳴らすことで相手を威嚇する。そして背中の針を逆立て、後ろ向きに突進する。針毛は硬く、ゴム製の長靴程度のものなら貫く強度がある。
wikipediaより
こんな針が何本も突き刺さったら痛さのあまりショック死してしまうかもしれませんね。
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