何がしたいかさっぱり分からない、野生パンダの行動
日本の動物園でも人気のある動物といえば、パンダですね。
ずんぐりとした愛嬌のある風貌とのんびりとした動きに癒されます。
しかし野生のパンダとなるとどうも様子が違います。
これは中国の成都にあるパンダの自然保護区で撮影された映像です。
たくさんの観光客に囲まれて興奮してしまったのか、とても奇妙な行動を取りはじめます。
葉が生い茂る樹木によじ登ったかと思うと、バリバリ音を立てながら落下。
そのあと突然走り出したかと思うと、いきなりのでんぐり返し!
一体何がやりたいのでしょう・・・。
この動画を見た人は様々な感想を述べています。
- 間違いなくパンダの気ぐるみを来た人がやってる。
- 新しい「カンフーパンダ」の予告編ですか?
- LSDかコカインをやってるね。
- ポールダンスをするパンダだ。
- パンダ界のチャックノリスだ。
- 蜂だ!あちこちに蜂がいる!逃げようとしてもムダだ。
たくさんの見知らぬ人に見られて、ユーモアたっぷりに愛想を振りまいているのかも知れませんし、逆にプライベートもなくストレスがたまって奇行に出てしまったのかもしれません。
野生と言ってもここはあくまでパンダのための自然保護区。
パンダのエサとなる竹や笹の葉がたくさん生い茂ってはいますが、結局は人間に管理された状態にあるようです。
そういう意味では本当の野生、本当の自由からは程遠く、「客寄せパンダ」のごとく人間を喜ばせる「道具」として育てられている感を拭い切れません。
希少種で保護しなくてはいけないのは分かりますが、人間の目に触れない場所で静かに暮らしたいと思ってのパンダなりのデモンストレーションなのかもしれませんね。
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