1906年サンフランシスコ大地震の写真を現在の風景と掛け合わせた画像25枚

イケてる


今から100年以上も前、1906年4月18日、アメリカ、カリフォルニア州のサンフランシスコ近辺でマグニチュード7.8と言われる巨大地震が発生しました。
耐震強度のない建物はことごとく倒壊し、二次災害の火災も含め約3千人が死亡、22万5千人が家を失ったと言います。
当時の状況を映した写真や映像が残されており、今では非常に貴重な資料となっています。

サンフランシスコ在住の写真家、Shawn Cloverさんはこれらの貴重な写真を元に、現在のサンフランシスコの町並みを掛け合わせたコラージュ写真を作成し、話題を呼んでいます。

最初は単に古い写真と同じ場所で写真を撮ろうと思っていたようですが、過去と現在の写真をブレンドさせたら面白いんじゃないかというアイデアがふと浮かんだそうです。
そこで当時の写真が撮影された場所に実際に行って、正確な立ち位置、角度、高さ、焦点などを細かく分析し、1906年当時とほとんど同じポジションで撮影することに成功しました。

そうして出来あがった現在の写真を地震当時と掛け合わせた写真がこれです。
まるで景色が部分的にタイムスリップしてしまったかのように錯覚しちゃいますね。

地震直後の映像を見ると、被害がいかに甚大だったかが分かります。

1906 San Francisco Earthquake

参照元:Shawn Clover “1906 + 2010: The Earthquake Blend (Part I)" “1906 + 2010: The Earthquake Blend (Part II)"