8カ月の任務を終えて帰還した母親。バスケの試合中に息子と涙のサプライズ再会
軍の仕事でクウェートへ赴任していたコティーナ・ジェンキンス・セラーズ中佐は、8か月の任務を終えて帰国したばかりでした。
しかしそのことを息子のデリック君は知らないままです。
母親であるジェンキンスさんは秘密にしたまま息子と再会を果たそうと、学校の関係者や夫（デリック君の父親）のマイケルさんと協力してサプライズを仕掛けました。
場所は地元、テキサス州サンアントニオの中学校。
ちょうどデリック君がバスケの試合をしている最中でした。
この時の様子を取材した地元テレビ局KSAT-TVのインタビューに対し、ジェンキンスさんは
「息子がどんなリアクションを取るか分からないわ。友達の前で狂ったように号泣でもしたらどうしようかと心配してます。」
と冗談交じりに語ってくれました。
さて、いよいよサプライズの瞬間を迎えます。
デリック君には内緒でわざと相手チームがファウルを受け、デリック君がフリースローを行うことに。
ゴールに向かってボールを投げようとするデリック君の後ろにこっそりと近づくジェンキンスさん。
デリック君がフリースローをしますが、惜しくも外してしまいます。
でもそんなことはどうでもいいこと。
すぐ後ろでジェンキンスさんが一言。
「あらあら、でも大丈夫よ。」
異変を感じて後ろを振り向いたデリック君はすぐさま感情的な反応を示します。
試合の最中にも関わらず、走って壁際にうずくまってしまい大きなショックを受けたようです。
涙を流して驚いた表情を見せる息子を、優しく抱きしめる母親。
8カ月もの長い間失われた母と子の時間を補うために、それは愛に満ちた抱擁でした。
こうしてサプライズは大成功！
この様子に他の生徒や教師、保護者全員が一体となって祝福の喝さいを浴びせます。
退役軍人が家族との再会を果たすサプライズ映像は数多くありますが、どれも涙なくしては見られませんね。
13 Year Old Surprised At Free Throw Line By His Military Mom