前衛的!アメのようにグニャグニャした独創的な建築物

ビックリ


アメリカのラスベガスに「ルー・ルーヴォ脳健康センター(Lou Ruvo Center for Brain Health)」という施設が去年の5月に完成しました。
この建物、見ての通りグニャグニャです。
まるで何か災害が起こった後の惨状のようにも見えますが、立派な建築物としての完成品なのです。


これは世界的に有名な建築家、フランク・ゲーリーの作品として有名です。
手術室や病棟、研究室などからなる4階建てのクリニックです。
外観は中庭と結合された鋼の翼のようなアメ状のオブジェで構成されています。
まるで生きているかのような動きのあるオブジェですね。

この施設の創設者ラリー・ルーヴォ氏が退行性脳疾患を患っていることから、ゲーリー氏はインスピレーションを受け、このようなデザインを施したと言われています。
また、ルーヴォ氏の父親はアルツハイマー病を患い、ゲーリー氏の妻もハンチントン病を患っていることから、この建物が「失われていったもの」へのオマージュとなり、不幸な病気の発見へつなげる希望の光となることを願って建てられたということです。

建築中の動画はこちら