前向きに生きる姿に脱帽…両手の無い母親と、同じ障害を持って生まれた息子

グッとくる

両腕が無い障害を抱える母子

心臓の奇形と手の異常が合併する病気、ホルト・オーラム(Holt-Oram)症候群は10万人に1人の珍しい病気です。
米シカゴ出身のリンダ・バノンさん(35歳)もこの病気を抱えて生まれました。
現在ティミー君という一人の息子さんがおり、彼も母親と同じように両腕がない状態で生まれました
妊娠した時に50%の確率で同じ障害を持つことが分かっていたのに、躊躇せず産むことを選んだ理由とは何だったのでしょうか。

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バノンさんはシカゴで生まれ育ち、彼女の両親は生まれた時に初めてこの障害について知ることになります。しかし決して特別扱いせず、普通の子と同じように育ててくれたそうです。

両腕が無い障害を抱える母子

義手を使うという選択もありましたが、あえてそれはせず、手の代わりに足を使うすべを身に付けて行きました。
今では食事や家事、お化粧など普段の生活は足を使ってこなすことができます。

両腕が無い障害を抱える母子

両腕が無い障害を抱える母子

やがて学校を卒業して小学校の教師になったバノンさんは24歳の時に夫であるリチャードさんに出会いました。

彼女の抱えた障害について、彼は全く気にせず、むしろ個性的なところが好きになった理由の一つだとか。

両腕が無い障害を抱える母子

2004年7月、二人は晴れて結婚。翌年に赤ちゃんを授かります。

しかし妊娠した時、50%の確率で母親と同じ障害を持って生まれると宣告されました。

彼女はその時の心境をこう語っています。

「最初は心配でした。でも私が普通に人生を送って来たのだから、彼にもそれができるだろうと思ったのです。だから産むことに対しては躊躇はありませんでした。新しい家族がほしいと切に願っていたんです。」

両腕が無い障害を抱える母子

ティミー君が生まれた時、やはり母親と同じ病気を抱えていました。
心臓に欠陥があったため2カ月の入院を余儀なくされましたが、その後の手術で完全に回復、無事に退院して新しい家族として迎え入れられました。

両腕が無い障害を抱える母子

彼が成長するにつれ、バノンさんがこれまで学んで来た全てを教え始めました。

両腕が無い障害を抱える母子

足を使った食事のし方、歯の磨き方、足だけで泳ぐ方法などなど、生きる上で必要な知識を教授していきます。
2014年現在9歳となった彼は他の子供たちと同じように学校に通い、器用にコントローラーを操作してゲームをしたり、テコンドーを習ったり、ウクレレを弾いたりして楽しんでいます。

両腕が無い障害を抱える母子

手が無いとどうしても難しいこと、例えば自転車に乗れない時など落ち込むこともありますが、すぐに立ち直って前向きに生きています。
そんな姿を母親のバノンさんも誇りに思っているようです。

両腕が無い障害を抱える母子

「これ以上は子供を望みません。ティミーのように心臓の病気の子を見るのがつらいので。」

そう語るバノンさんは同じ様な障害を抱える人を助けるため、モチベーショナル・スピーカー(意欲の高め方を教える講師)になろうと計画しているそうです。

「障害を持っているという意識を前向きにとらえて、みなさんにすてきな人生を送ってもらえるようアドバイスできれば。」

両腕が無い障害を抱える母子

バノンさんはこれまで幸せに生きてきた自分の人生と重ね合わせるように、息子さんが成長していく姿を見守り続けていくことでしょう。

Born Without Arms: Inspirational Mother and Son Live Life to The Full

YouTube

参照元:
Mail Online “The mother and son born without arms who clean their teeth, wash up, eat and even play computer games – using their FEET”
KOMPAS “ホルト・オーラム(Holt-Oram)症候群”

 

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