郵送拒否!荷物の中から出てきたインカ時代のミイラ

ビックリ

アルゼンチン中央郵便局に不振な荷物が届きました。
荷物のラベルには「ペルー陶器のレプリカ」と記載があります。
その荷物はX線にかけられ、中身が別のとんでもない物であることが分かりました。

それはなんと人間の頭蓋骨3つとミイラ1体!
調査によるとこれらは2千年以上も前のインカ帝国以前のものであると判明しました。

郵便物から出てきたインカ時代の頭蓋骨

アルゼンチン当局はこの荷物を配送することを拒否し、受け取り先のアルゼンチン人を古物取引違反で拘束しました。送り主はボリビアのラパスとなっていましたが、これも虚偽の住所でした。

布や織物をまとっている古代インカのミイラや人骨は大きな需要があると言われています。そのため、おそらくどこかの博物館に回されるか、ヨーロッパの個人収集家へでも送られるものだったのでしょう。

アルゼンチン国立考古学研究所は、これらの骨やミイラはインカ時代より前の紀元前7~3世紀くらい、ペルー沿岸に繁栄したパラカス文化の時のものであるという見解を出しました。

郵便物から出てきたインカ時代のミイラ

こんな事件は過去にもあって、去年はペルーのミイラをフランスに送ろうとしていた女性が逮捕されたそうです。

2,000年以上も前の古代インカの人たち、亡くなった後にミイラにされて、こんな未来の時代でニュース記事になっちゃうなんて想像もしてなかったでしょうね。
そう考えると、今から2,000年後に自分のミイラが不正取引の対象になってたりして。
内容はどうあれ、これも一つのロマンですね。

 

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