18世紀のロンドンにタイムスリップ!Googleストリートビューと同じ場所で描かれた絵画を融合

グッとくる

歴史ある町ロンドンは18世紀の産業革命後に急速な発展を遂げ、町の景色もだいぶ変わりました。 現在の観光名所などかつてはどんな様子だったのか。知るすべとしてはその当時に描かれた絵画を見るしかありません。
Googleストリートビューで見る現在のロンドンと18世紀当時の絵画を融合させた写真が、ちょっとしたタイムスリップを味わわせてくれます。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
Balthazar Nebot(1737)作、コヴェント・ガーデン・マーケット。
1660年代に作られたこの場所、ヨーロッパではよく見られるオープンな広場ですが、ロンドンではこの種の広場としては初めて場所でした。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
William Logsdail(1890)作「1888年11月9日」。
絵のキャンバス左側にあるのは50年前に解体されたオールド・バンク・オブ・イングランド。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
Canaletto(1752)作、ノーサンバーランドハウス。
この建物はトラファルガー広場の南側に1605年~1874年まで建っていました。何世紀にもわたってイギリスの富豪パーシー家の住居だったそうです。
やがて道路の拡張にともない取り壊され、現在はウォーターストーンズ書店があります。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
John Atkinson Grimshaw(1885)作「ブラックマン・ストリート・ロンドン」。
描かれているのはセントジョージ教会で、教会の尖塔は北東の方角を指しているのだとか。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
作者不明(1822)、エクセターから見たストランド街。
ストランドは、ロンドンの主要な大通りのひとつで、年代によってその名称も変わって行きました。
絵の右側に描かれた建物は現在ほとんど無くなっています。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
Canaletto(1749)作、ウェストミンスター寺院。
描かれた1749年当時は、今あるような寺院の形をしていませんでした。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
Canaletto(1750~52)作、グリニッジ遠景。
テムズ川は現在でも輸送の主要な河川ですが、他の交通手段が発達したおかげで川の景色は18世紀のそれとたいして変わっておりません。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
Canaletto(1746)作、セントポール大聖堂とテムズ川。
300年もの間、ロンドンで一番高い建物として孤高にそびえ立っていたセントポール大聖堂ですが、現在は目の前にミレニアム・ブリッジがかけられています。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
Canaletto(1751)作、ボクソール庭園内の遊歩道。
1600年代にはこの場所で音楽コンサートなどが開催されていたそうです。

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Googleストリートビューに昔の絵画を融合
William Logsdail(1888)作、セント・マーティン教会。
トラファルガー広場の反対側に位置しているこの場所、18世紀には市場が開かれており、馬車などの往来がありました。
教会が今もほぼ同じ姿で建っているのがすごいですね。

参照元:Mail Online “Ye Olde Street View: Britain’s most famous landmarks merged with how they looked in the 18th Century"

 

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