なせばなる。両手の無いギタリスト、トニー・メレンデス

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両腕の無いシンガーソングライター、トニー・メレンデスさんは、左足で弦を押さえ、右足でピックを持ち、巧みにギターを演奏します。
その演奏風景をご覧下さい。

Man playing the guitar with his feet

中米ニカラグア出身のミュージシャン、トニー・メレンデスさんは、生まれつき両腕がありません。母親が妊娠中にサリドマイドを服用していたためと言われています。
しかし彼はその身体のハンデを克服し、いつしか足でギターを弾くことを覚え、周囲を驚かせました。
ロサンゼルスへ渡った彼は1985年から歌手活動を開始し、話題が世界中に広がっていきます。
1987年9月にはローマ法王の下を訪れ、目の前で演奏をしました。法王は絶賛して彼に歩み寄り、こう語りました。
「私があなたに望むことは、みなに希望を与え、それを続けて行くことです。」

2005年からバンドを結成して活動の幅も広がり、数々の賞も受賞しています。
結婚してミズーリ州に住んでいる彼は、音楽以外でも講演を行ったり本を出版したり忙しい日々を送っています。

ライブ映像です。

Tony Melendez – NO TENGA MIEDO

足でフリスビーも飛ばしちゃいます。

Tony Melendez Frisbee

人間って、やろうと思えばなんでも出来ちゃうものだと思わずにはいられません。
生まれつき両手が無いながらも、それを当たり前のことと受け止め、様々なことにチャレンジしていく彼の姿は今後もたくさんの人に感動を与え続けるでしょうね。

トニー・メレンデス 公式サイト

 

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