ハンデをバネにして生きる「バスケットボールの少女」の夢

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中国雲南省に、体にあるハンデを負った一人の少女がいます。
彼女は「バスケットボールの少女」と呼ばれています。

3歳だった2000年9月に交通事故に遭い下半身を失ってしまいます。
彼女の親は貧困な暮らしを理由に手術することを断念し、腰から上を保護するために考えた答えが「バスケットボール」だったのです。
腰を覆い包む形で、上半分を切り抜いたバスケットボールをはめ込み、彼女が移動する際のクッションの役割を果たすものとなりました。

彼女は日常的にバスケットボールを「足」として使い、自分の置かれた状況にめげることなく懸命に生きる道を選びました。

事故から約5年がたった頃、バスケットボールという補助器具に頼った生活をしている少女がいるという話がマスコミを通じて世の中に知れ渡りました。
そのニュースを知った北京のある病院が無償で手術を行う申し出を出しました。

その後、彼女は無事に義足手術を受け、懸命にリハビリを続けているということです。

また、手術後には体を鍛えるために水泳を始め、ハンデを感じさせない泳ぎでみるみる上達していきました。
そしてコーチを担当していた男性が彼女の水泳の才能を見出し、やがて強化選手のトレーニングを受けることとなったのです。

現在彼女は2012年のパラリンピック出場という夢に向かって日々トレーニングに取り組んでいるとのことです。

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

バスケットボールの少女

自ら命を絶ってしまう人もいれば、なんとしても生き続け、懸命に夢を追う人もいます。
この"バスケットボールの少女"のように、大きなハンデを負った人でも、考えようによってはそれが大きな生きるバネになりうるのだなと思いました。
身体的に不自由なことがあろうとなかろうと、結局は心の問題なのかも知れませんね。

参照元:
Wired Asia News “Chinese Girl Has Basketball for a Body"

 

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